2024年11月03日

第31回掲載

さてさて、大変お待たせいたしました。
「平に清らにかうらみて」第31回の掲載でございます。
今回から第7話のスタート。新しい展開に向けて3Dモデルの作成やら色々やってて結構時間を食ってしまいましたね。(^^;


さて、先日とあるメイキング動画とかを見る機会がありまして、今更ながらにクリスタにタイムラプスなる面白機能が付いている事に気付いたので、一つ自分もやってみようと思い立ち、とりあえずネタバレになりにくいページを選んで出してみました。

なんか気がついたらYouTubeのアカウントを持ってたんで、そこを使ってアップしましたが、色々初めての事ばかりでどこまで上手く行ってるのやら。(^^;
かうらみて031回p3コンテ.jpg
こちらのネームからコマ割りしたところが動画のスタート。


まずは下描き。

以前にも書きましたが、私は漫画の場合は人物は体のラインのみ下描きで描いております。
元々アナログ時代から下描きのアタリ線をいっぱい描き込むタチで、ペン入れの段階だと原稿が鉛筆の線で真っ黒になってどこが本命の線かわからなくなったり、インクがその線にはじかれてしまったり、消しゴムかけが筋トレ状態になってしまったりしてました。

デジタルになって下描き線のレイヤーの不透明度を下げ色変えして見やすくしたり、表示非表示を切り替えて簡単に下描き線を消す事が出来るようになって、そのあたりの作業が非常に楽になりましたね。



次に人物の清書(ペン入れ)。

イラストの場合は服の下描きも別レイヤーに作成してきっちり描くのですが、漫画の場合は時間短縮のために直接服をガシガシ描き込んでは消しゴムツールではみ出し部分を修正してという描き方をしています。
アナログだと下描きをした上で線を入れる順番ももっときちんとする必要がありましたが、本番の線を何度も修正可能なデジタルはこういう描き方ができるのが良いですね。



そして背景から仕上げまで。

このタイムラプスは「描画された結果」のみを表示する機能なので、結果に反映されない選択範囲の作成などは表示されていません。
私はエフェクトなどに選択範囲レイヤーを多用する描き方をしているので、この機能だとそのあたりの経過がわからないのが難点ですね。


とりあえずやってみて思ったのですが、漫画のページはイラストに比べて元の画像がでかいので、このサイズだと細かい部分がよくわからなくなってますね。
もっときちんと描画を見せようとするならば、もっと大きなサイズで出力してから動画編集で見せたい範囲を切り取るとかやる必要も出てきますか。
とりあえず今回は試しにやってみた形なので、今のところはそこまで追求するつもりはありませんが。


タイムラプスの記録も漫画の大きな画像だと容量も大きくなるので、ある程度作業が進んだ段階で動画を書き出したら、一旦記録を消してから次の工程を記録するという感じでやらないとファイルサイズが巨大化してもう大変。(^^;
やっぱり動画として見せるのならばイラスト向きの機能な感じはします。
まあなんだかんだ言っても新しいことに挑戦してみるのは良いですね。


それでは「かうらみて」本編お楽しみくださいませ。
posted by おおゆき at 19:14| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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