かいてんげる異邦人症候群第169回の更新でございます。
これをもって、21年の長きにわたる「かいてんげる」の連載も無事最終回を迎える事が出来ました。
今日はちょうど21年前の連載開始の記念日でもあって、21周年めでたいな~みたいな事を狙ってたような感じになってますが(笑)、最終回の制作が思った以上に長引いてしまって、このままじゃ21周年越えちゃうよまずいよってことで、頑張ってこの日に間に合わせたのが実情という。(^^;
21周年までには完結するだろうって以前書いてたんですが、こういうのって結局事前に思ってたよりも時間がかかってしまうものだなあって改めて実感しています。
連載を改めて振り返って見ると反省点も多々あって、ああすればよかったこうすればよかったみたいな思いもありますが、それでも最後まで飽きることなく描き続けられました。
私が作中で一番気に入っているエピソードは、やっぱり理論とイェミリアのアンカーシューティング対決になりますか。

今回のおまけは完結記念絵の文字なしバージョン。
おおゆき工房開設後に一番最初にアップしたショーコと工房長のイラストのセルフオマージュみたいな感じで、「あいや待たれよ」みたいなポーズをしている二人+いつもの面々って形にしています。
よく連載漫画の最終回に全員集合みたいな扉絵を描いていたりするので、自分もそういうのをやってみようかなと考えていたのですが、結局人数が多すぎるのと時間が無かったので、こういう形に落ち着きました。
最終回にも出来る限り今までのキャラ達を登場させようと思ってたのですが、理論の兄二人やセ航の学生たちの面々とか、どうしても描き切れなかったキャラも出てしまいました。
最終回は16ページで、結局これが連載で一番長い回になったのですが、それでもやっぱり足りないのは仕方がないですね。
かいてんげる連載に至る経緯とかストーリーやキャラの裏話とか、今までにも折に触れて書いていましたが、また改めてちょこちょことこのブログに書いて行こうと思っています。
まあ近いうちにウェブリブログのサービス終了に伴う引っ越し作業もしなくてはいけないので、引っ越し先でどんな感じになるのかはまだ不明ですが。
とりあえずかいてんげるの連載はこれで終わりですが、私自身は別に漫画を描くのをやめるわけではないので、それほど遠くない先に何らかの形で作品を掲載することになると思います。
それでは、改めて21年間どうもありがとうございました。
漫画もブログも楽しかったです。ター子ちゃんが物真似人形でなくター子ちゃんとして生きていく姿が見れて安心しました。SFと人間ドラマのバランス、ほどよい抜け感が丁度よくて読みやすく、夢中で追っておりましたがラストまで読めて本当に感激です。
次回作を心から期待しております。
ターコの自立というか行く末については最終回にどうしても入れたかった事だったので、きちんと伝わっているようでホッとしています。
今はプライベートの方でやり残していた事を色々片付けている最中なので、なかなか制作時間が取れませんが、とりあえず始動はしておりますのでいずれお披露目する事ができると思います。