さて、先日私のPCを新たなパーツに更新しました。
前にいじった時は壊れたマザーボードの交換という、いわば修理みたいなものだったので、CPUごと新たにするのは実に11年ぶりという。(^^;
まあ本当に引っ張ったものです。


CPUはRyzen5 5500。
私の方針としてそこそこの性能でコスパ重視ということで、これをチョイスしました。
Celeron(Intel)、Pentium3(Intel)、AthlonXP2500+(AMD)、Athlon64X2(AMD)、Corei5 sandy bridge(Intel)と経て、ここでまたAMDへ戻った形になります。
自作界隈で言われているいわゆる「sandy bridgeおじさん」みたいな感じで、前に使ってたのがそれだったので、「まだいける、まだいけるかも?」みたいにいつまで経っても引っ張ってたんですよね。(笑)
マザーボードはこれ。


私のPCケースはATXが楽々入る大きさなのですが、前回やむを得ずMicroATXのマザーに変えてから、そのサイズで困ることが何もなかったので、今回もMicroATXにしました。
昔ならともかく今は何でもかんでもマザーボードに載っているので、特別な使い方をしない限りこのサイズで充分だなと。
サブPCの小さめのケースにお下がりとして流用する時もやりやすいですしね。
電源。


メモリとSSD。

メモリは16GB×2の32GB。
奮発して64GB積もうかなとも思いましたが、とりあえず今の倍の容量なのでこれでも充分かなと。
スロットが余るので後から増設することもできますしね。
SSDはM.2のものを使うのは初めてです。
ちょっとワクワクと緊張が。
さて、いよいよパーツの組み込み…をする前にちょっとやる事が。

冬になるとケースのフロントファンがガーガーと音を立ててうるさかったので、こいつのグリスアップをこの機にやりました。

ラベルのシールをはがすと軸が見えるので、そこに二酸化モリブデングリスを注入。
これでOK。
それが済めば、各パーツを取り付けてケーブルをつなぐといういつもの作業をするだけ。
今回はシステムのSSDをM.2にしてドライブをつなぐケーブルが一つ減ったので、ちょっとだけやりやすかったかな?という感じですか。
M.2もソケットに突っ込んでねじ止めするというだけなので、至極簡単でした。


更新前と更新後。
グラボに隠れて見えませんが、その下にM.2のSSDが付いてます。
全体と裏配線はこんな感じ。


このケースももうかなり長い間使ってます。
今どきのケースはフロントの5インチベイが無いものが多くて、BDドライブはUSBの外付けで済ますみたいなパターンになってるそうですが、私はこまめにBDにバックアップを取るので、このケースじゃないと困りますし、当分使い続けることになりそうです。
組んでから初めて電源を入れる瞬間が一番緊張するのですが、今回は特にトラブルもなく普通に起動しました。
Windows10をインストールしてアプリをインストールして…とやってると、すぐに「Windows11のシステム要件を満たしたのでアップグレードしてね♪」と通知が。
とりあえず安定環境作ってからということで今は無視です。(笑)
システム構築が完了して色々使ってますが、実際に使用した感じとしては高速化より安定化したなってイメージですか。
CPUのRyzen5 5500はシングルスレッド性能がそんなに高くないので自作界隈では不人気らしいのですが、スーパーπで測ってみてもsandyの30~40%増し位の速度で11年経ってそんなもんかという感じで、いきなり爆速になって変な笑いが出たsandyへの更新時のような衝撃はなかったです。
でも4コア4スレッドのCorei5 sandyと比べるとRyzen5 5500は6コア12スレッド!
マルチスレッドの利点が存分に発揮されてるようで、CPUモニターで使用率を監視してても全然%が上がりません。
速さはあまり感じないけど重い作業が重くならないという、そういう点での快適さがありますね。
今回はグラボはそのまま流用したので、3D関係の比較検証みたいなものはやっていません。
マイニング需要でグラボの供給も相場も無茶苦茶になって、最近ようやく落ち着き始めたので、コスパの良いものが出回ってきたら、改めてグラボも更新したいと思ってます。
あとはまあ、Windows11へのアップグレードをいつするかですか。(笑)