このあたりを作成した頃にコミスタを導入したので、途中から作画が「アナログで線画まで描いてPCに取り込んで仕上げ」から「作画を最初からコミスタでフルデジタル化」しております。
どこから変わったのかはコマの枠線を見ればわかりやすいと思います。
ということで本題の模型話第3弾。
まずはタミヤのメーベルワーゲン。
こちらは以前話に出した、履帯が経年劣化でバキバキに砕けてしまったやつではなく、旧キットの試作型タイプのものです。
家具運搬車という直球の命名をされている独特のフォルムが印象的な車体で、キットでは3パターンの中から形態を選んで組むようになってますが、折角の可変形態なので射撃形態2パターンを可変できるように作ってみました。
まずは通常射撃形態。


この状態を保持するためのフックはキットのプラだと即折れてしまうと判断したので、針金で作り直しています。
そして開放射撃形態。


お世辞にもカッコイイとは言えない車体ではありますが、キワモノ好きにはたまらないですね。
そしてお次はタミヤ…ではなくイタレリの1号対戦車自走砲。

これは完成まで1年半以上もかかりました。
でもそれだけの超大作ということではなく単に放置期間が一年くらいあったというだけなのですが(^^;、海外製キットという事でタミヤのキットよりは手間がかかったのは確かですね。


塗装時のやりやすさを考えて、砲と防盾部分は塗装後に接着する形で車体の組み上がり。
ただマフラーカバーは履帯と同じ素材のパーツを曲げて取り付けるようになっているのですが、これも経年劣化で固くなってまして、曲げたら割けてしまいました。(^^;

まあパーツが折れようが無くそうがダメージ表現です!で済むのが戦車模型の気楽でいい所ですね。(笑)
先日発売されたばかりのタミヤの1号戦車のキットでは、この部分はエッチングパーツを曲げて付けるようになってますね。
1号戦車は車体が小さくて単品だとちょっと見栄えが悪いかなとも思ったので、ベースを付けて簡単なジオラマにしてみました。

私は完成品はダイソーの300円ケースに入れて飾っているので、それに合わせてベースを切り出し、配置を検討。
地面に転がっているジェリカンはタミヤのジェリカンセットのものですが、フィギュアと車体はキットのものをそのまま使っています。


紙粘土で地面を作って石をばらまき基本色を乗せた所がこちら。
細部に色が乗っていない所があるので、完成までにまだ何度も修正する形になりますが。
そして完成。






撮影ブースのLEDライトの色温度のせいか地面の色がずいぶん違ってますが、肉眼で見ると先の写真のようなオレンジっぽい茶色です。
これはタミヤカラーのデザートイエローの色そのまんまでして、北アフリカの砂漠の写真を検索して見てみると大体こんな感じの色なんですね。
前回の記事の時はあまり気にしていませんでしたが、このあたりも撮影する時にもっと考えた方がいいんでしょうね。
今は次の模型の制作に取り掛かっていますが、今回もまたベースを付けたジオラマにするつもりなので、多分完成まで相当かかりそうな気がします。
やっぱり地面があると見栄えが全然違ってくるので、可能であればそれ込みで作った方がいいなって思いまして。
それでは、いつになるかわからない模型小話第4弾をお楽しみに。
ラベル:日々の戯言
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